現代書道研究所6月定例研究会報告
作成日:2016年06月08日(水)
現代書道研究所の6月定例研究会が行われました。
今回のテーマは「書塾運営について」。
講義の中で、佐伯方舟先生からはこんな質問が投げかけられました。
「書道教室を運営する上で何が一番大切だと思いますか」
大切なこと…と考えるといろいろなことが思い浮かびます。
書道の技術力、指導力、コミュニケーション力、経営力…。
その中で方舟先生は
「志を持つことだ」
と教えてくださいました。
「1時間をただなんとなく教えるのではなく、きちんとした志を持って教えるべきである」と。
私の志は何か、それは
「書道が人生を輝かせてくれた」と生徒さんに思ってもらうこと。
これは書道教室を継ぐと決めたときからずっと変わらずある思いです。
そう思ってもらうためには先生の日々の鍛錬や勉強も必要ですし、
生徒さん一人ひとりをしっかりと見つめて理解することも大切です。
研究会に参加すると、いつもこの前向きな気持ちの原点に立ち返ることができます。
これからもこの気持ちを胸に、しっかりと励んでまいります。
定例研究会の様子